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家の考え方!最初からおしゃれに作るか、オシャレにできる家を作るか

先日実家の隣に、おばが建てている家が棟上げでした。

そこで感じたことを、記事にします。

 

家づくりは、オプションオプション!!金銭感覚が麻痺しそうなくらいの値上がり様。

エコカラットを!石貼りを!

 

吊り下げ天井を!

言いはじめれば、キリがありません。

 

キリのないオプション地獄から脱するべき、おしゃれな家づくりを一緒に考えましょう。

 

 

どんな家がオシャレなのか?

オシャレとは?

 

人それぞれ違うと思います。色がある、カラフルがおしゃれだと思う人。モノトーンや、今流行りのホテルライクのような落ち着いた色味がおしゃれだと思う人。

どちらも正解で、どう自分で感じるかが大切です。

 

ハウスメーカーとの家づくりには、インテリアコーディネーターが一緒に家づくりのチームに入ることをよく聞きます。

積水ハウスでは『ライフニットデザイン』と言って、テイストを決めながら家づくりの全てのデザインをテーマに沿って進めていく方法も進んでいます。

 

 

統一感がある方が一般的には、おしゃれな家だと思いますが

譲れないこだわりポイント(おしゃれさの観点から)は、取り入れましょう。

 

 

おしゃれな家にするための、ポイント

おしゃれな家といっても、どれだけでもお金をかければ作れます。

オプションで、あれもコレも全部入れてください!と言えば済む話。

 

 

お金をかけない、土台作り

 

1番大切なのは、土台作りです。

土台が、ダサダサだとなかなかおしゃれなものを飾ってもオシャレさは演出できません。

 

落ち着いた統一感のある、飾りやすい家づくりをしましょう。

 

例えば、ごちゃごちゃしない色選び。

飾るものを際立てて目立たせる。間取りやニッチ。

 

建物や大きな面積を占める壁面や外壁などの色には、こだわるようにしましょう。

 

土台=構造の基盤となるもの。

後から変更するのが大変なので、じっくり考えましょう。

 

特に外壁の種類や色はこだわって個性を出しましょう。

ドアも入口でファーストインスピレーションで、大事な部分です。

 

 

魅せるポイント作り

 

全てがオシャレな家は、お金がかかるのは何度もお伝えしました。

なので、“魅せるポイント”を家に作りましょう。

例えば、休日のコーヒータイムや休みの日のお家カフェを楽しみたい!という人が大きな窓をつけて、外に向かったカウンタースペースを作ったりされるのをよく聞きます。※実例紹介やSNSなどで連絡を頂くことがあります。

このような場合、誰かに伝えるときに“この空間は、こだわっておしゃれにしたよ〜”と伝えるだけで、人の心には印象的に残ります。

そのような場所を決めて、椅子や窓などにおしゃれさを出しましょう。

 

あとは、玄関入ってすぐのニッチを作って、こだわりの1つの雑貨を飾ったりする方法もあります。

大開口からの田舎の景色なども、これに当たります。

 

あれもこれもではない、家の魅せるポイントを作りましょう。

 

 

こだわりには、お金をかける

 

家を建てる時に、これはやりたい!ってものがある人。

 

例えば、スケルトン階段は譲れない!吹き抜けは作りたい!など。

このこだわりには、お金をかけましょう。

 

あとは、輸入壁紙を使いたい!など。

そこに、オシャレさと家のアクセントがでます。

 

色々詰め込むよりも、こだわりを大事にお金をかけてアクセントを出しましょう。

 

 

私の場合は、飾れるシンプルな家

 

私の家はどうか?と言いますと。2軒どちらも紹介します。

結果は、2軒目の方がうまくお金を使えたなと感じながら生活。

 

1軒目は、輸入壁紙とエコカラット

 

1軒目、6年前に初めての家づくりをしました。

その前はマンションでしたので、家づくりは未知の世界。

 

なんとなくおしゃれな、エコカラットを入れたいものの・・・たくさんの柄から迷って迷って。

結果2種類を採用。

玄関入ったところと、リビングのテレビの裏ほぼ1面。

※これが、今回2軒目の家屋調査で知った『エコカラットやタイルを床面まで貼ると固定資産税が高く評価される』という税金ではマイナスなポイントも....。

 

インパクトはありましたし、気に入ってはいました。

 

あとは、家事スペースとトイレに輸入壁紙を使いました。

ウィリアムモーリスを使いたかったので、どちらもイメージが真逆なものを採用。

 

あとは、全体的にウォールナットで統一をしました。

※ウォールナットは、朝日ウッドテックの挽板の中でも1番高い木材だと2軒目の家づくりで知る。価格を検討したい人は、オークなどがおすすめ!

 

 

2軒目は、オプションは建物にだけ!

 

今回は?と言いますと・・・

実はあまりオプションをつけていません。

 

シンプルな白とオークの家にしました。

壁紙もほぼ白(家事スペースだけ、前回の輸入壁紙を採用)で、床もオーク系で統一。

※一部2つの床材で迷い1・2階で変えました。この床材の足触りが全く違うのも楽しんでいます。

 

そして、Panasonicキッチンも扉の色もハウスメーカーの平均のキッチン価格のグレードより落とした白。

白で落ち着かせたリビングダイニングとキッチン。

 

気に入っています。

 

ちなみに、2軒目の追加オプションはフルフラットバルコニーとそのフェンス。

あとは、トイレを1・2階それぞれに設置。手洗い機もそれぞれに設置しました。

ほか、キッチン隣の油がはねるためのレンジフードをタイルに。

 

見どころに、ピクチャーレール!

 

シンプルにして終わりではなく

何をしたかと言いますと“ピクチャーレール”をつけました。

2mのピクチャーレールをリビングの1面に採用。

ここに、マリメッコの大きなファブリックを飾る予定。

できたら紹介しますね!

 

今は、子どもの絵とモンキーが吊り下がっています。

 

あとは、リビングにはグリーンを置いているので葉の湾曲の自由さが空間を装飾してくれています。

 

横並びダイニングを、今後ずっと欲しがっているテーブルに変えたいとは思っていますが・・・。

 

ちなみに、めちゃくちゃおすすめのスツール。

私が1番家づくりをする人におすすめしたいアイテムです。

 

我が家には3つあります。

 

 

変えられないおしゃれな環境と、後からおしゃれにできる環境

  • 家をおしゃれにしたいなら、おしゃれにできるテイストや空間作りを建設の時期から計画
  • お金をかけてオプションを増やせばおしゃれになるのではなく、駆け引きでこだわりにはお金をかけて魅せるポイントを明確に!
  • 人の目に入りやすい玄関や外壁などは、オシャレだと思われやすい魅せどころなのでよく考えてデザイン決めを行おう
  • ピクチャーレールは壁紙を高いものにするのではなく、目立ったインパクトのある空間を演出できる

家づくりはどこにもお金をかければ、いいものはできます。オシャレにもなります。

だけど、予算もある家づくり。設計の打ち合わせの段階から計画的にオシャレな家づくりができるように、どこを飾りたいのか、どこはオシャレに仕上げておくべきなのかを明確に家づくりを楽しみましょう。

 

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