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【注文住宅の土地選び】形状や条件を理解した種類やポイントを解説

家づくりにおいて、大事になるのが

土地選び

 

 

家に入ってしまえば、建物も大事ですが

家を建てるための土地もとても重要です。

 

どんな理想があるから、こんな土地を見つけたい・・・

家づくりで、土地選びも注文住宅を理想のものにするための重要な鍵となります。

 

しっかり土地選びの基本を理解してから、家づくりを進めましょう。

 

 

土地の形状と条件

土地といっても大きさや形もさまざま。

自分が理想とする家づくりに見合った土地探しも重要です。

 

どんな形や条件の土地が、理想の家づくりを叶えてくれるか検討する必要があります。

ここでは、土地の形状をみましょう。

 

 

整形地

長方形・正方形などのててものを建設しやすいよう整形した土地

傾斜も少なく、平地にされている。

 

土地の整備費用が、土地代に含まれているため

土地の価格は高めなことが多い。

 

人気もあるが、土地代+整備は不要のために整地費用などは抑えられる。

 

傾斜地

高低差がある土地

 

切土や盛土で平らにしたり、斜面の崩落を予防する壁など造成費用が必要となる。

高低差で、眺望を生かした家や地下室・ガレージを作ることもある。

 

狭小地

一般的に20坪未満の狭い土地のことを言います。

天窓などの配置や工夫で、採光をうまく設計する必要がある。

 

建設制限に見合って、3階建てやスキップフロアを作って

延べ床面積を増やすことが多い

 

変形地

三角形や台形などいびつな形の土地

整形地に比べ、土地代が安く設定されている。

 

敷地にデッドスペースができやすく、建物の形状や位置の工夫が必要。

設計次第では、個性的な外観も楽しめる。

 

旗竿地

旗の竿のような路地がついた土地

路地は駐車スペースに利用。

 

建物は道路から奥まった位置に建てられるので、通りの音が遮断され静か

 

北道路

敷地の北側に道路が隣接する土地。

一般的に南側道路よりも、価格は控えめ。

 

道路に接した北側に玄関や駐車スペースを設け、静かで日当たりの良い南側を

庭やリビングにできる利点あり。

 

土地は現地で確認

候補の土地などを検討する場合は、実際に現地で確認しましょう。

ランディハウスメーカーの分譲地など気になる土地は、現地で見ることが重要です。

 

特に歩いて確認することで、見える環境もあります。

 

 

ハウスメーカーに土地から相談する場合は、営業担当が土地について詳しい情報を持っていることもあります。

 

 

 

隣接義務

前面道路幅が4メートル以上あるのか、開口が2メートル以上接しているのかの建設制限をチェック

合わせて前面道路の公道・私道の確認も行いましょう。

私道の場合は、権利もチェック。

 

近隣の環境

隣の建物や施設との位置を見て、日当たりや環境をチェック。

騒音や臭いなどの問題がないかもチェックしましょう。

 

隣の庭木が大きくはみ出していたり、散らかった家でないのかも確認しておきましょう。

風通し、採光、プライバシーの面からも確認をしましょう。

 

インフラ

電気・ガス・水道の引き込みについてもチェックしましょう。

本管から離れている場合は、延長工事などの追加の工事費が発生することがあります。

 

生活利便性

食品購入できるスーパー、飲食店や銀行。

その他生活に必要な施設があるのかもチェックをしましょう。

 

ハウスメーカーの分譲地などは、パンフレットや資料に情報が添付されていることがあります。

 

交通環境

通勤や通学に必要な交通手段の経路や所要時間を確認しておきましょう。

通勤経路の交通状況や、勤務時間帯の状況もチェックする必要があります。

 

教育環境

保育園や小学校、医療機関などの環境もチェックしましょう。

通学の距離や子どもの年齢も合わせて、検討が必要です。

 

土地の雰囲気

土地周辺の人通りや、街灯などの環境もチェックをして治安も確認しましょう。

子どもがいる場合は、通学通路に危ない側溝などがないか。

 

大通りを渡って通学しなければならないのかもチェック

 

 

他、ハザードマップの確認も必要です。

ハザードマップは、地域自治体のホームページに掲載されています。

 

 

 

土地用途と建築制限の確認

住環境保護や災害時の安全性、採光の居住性を確保目的として法律で建築の制限や基準が設けられています。

不動産は、土地契約前には

買主に土地の情報を伝える義務があります。

 

いっぽう、買主は自分で希望する広さや構造の建物が建てられるのかは判断する必要があります。

土地の建築制限なども、ハウスメーカーに相談しながら土地の契約を進めるのが基本です。

 

用途地域区分

住居系

区分 特徴
第一種・第二種
低層住居専用地域
低層住居、小規模な店舗、小中学校などが建設できる。完成な住宅地で建物の高さは原則10mまたは12m以下。
第一種・第二種
中高層住居専用地域
マンションなどの中高層の住宅にアパートや一戸建て住宅、一定の広さ以下の店舗が混在する街並み。銀行・大学・病院も建設可能。
第一種・第二種
住宅地域
中高層住居専用地域の建物に加え、さらに広い店舗やホテル・事務所・中規模な運動施設も建てられる。一戸建ての割合は少ない。
準居住地域 自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域。道路沿いに店舗や事務所が並ぶ。
田園住居地域 農業と住環境の調和を図るエリア。低層住居専用地域の建物に加え、農産物直売所や倉庫などの農業関連施設が建てられる。

 

商業系

区分 特徴
近隣商業地域 住宅のほか、日用品の買い物ができる商業施設、病院、学校、ホテル、カラオケボックスやパチンコ店、小規模な工場も建てられる
商業地域 映画館、飲食店、百貨店などの大型商業施設が集まる市街地中心部。住宅や小規模な工場も建築可。

 

工業系

区分 特徴
準工業地域 主に軽工業の工場やサービス施設など、住宅も建てられる。危険性・環境悪化が大きい工場以外のほとんどの建物が建てられる。
工業地域 どんな工場でも建てられる。大規模マンションや一戸建て住宅、店舗は建てられるが、学校、病院、ホテルなどは不可。

 

ほか、住宅の建てられない工業専用地域がある。

 

土地情報の見方

土地情報に掲載されている、詳細内容がよくわからない人も多いと思います。

土地選びに必要な情報なので、しっかり理解をしましょう。

 

建坪率・容積率

敷地に対して建てられる、建築・延べ床面積の割合を示した基準。

敷地面積100平方メートルで建坪率50パーセント、容積率100パーセントなら

建築面積は50平方メートル。

 

延べ床面積は100平方メートルが上限。

1階が50平方メートルなら2階は50平方メートルとなる。

 

セットバック

敷地に対する道路幅が4メートル未満の場合、道路から敷地を後退させなければならない。

 

道路向かいが宅地なら

道路の中心線からそれぞれが2メートル後退する。

 

建ぺい率・容積率はともに後退後の敷地面積に適応。

 

高さ制限

建物の高さを10メートルまたは12メートル以下とする「絶対高さ制限」

周辺への通風や採光の配慮から、建築できる空間を勾配の範囲内とする北側斜線制限等。

 

 

形状や条件を理解して、理想の家のため土地探しをしよう

まとめ

  • 理想の家づくりのために、土地選びは非常に重要
  • 土地の種類や特徴を生かした家づくりに合わせて、建築制限などの規則も考慮して理想の家づくりを行う
  • 土地選びは、必ず自分の足で現地に行って確認をすることが大切
  • 土地情報に掲載されている制限の見方を理解して、希望した家づくりができるかもハウスメーカーと検討する必要がある

ハウスメーカーの持つ建築条件付きの分譲地は、整備されていてハウスメーカーが特徴も理解をしていることが多いため

楽に家づくりもできます。

 

土地に対する強い希望がなければ、建てたいハウスメーカーの営業担当に土地も合わせて相談するのがおすすめです。

別途、記事があるのでそちらを参考に↓

 

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