家事時短を考えた間取り
家づくりにおいて大事なことです。
洗濯だけではありませんが、家事を1つずつ楽に進めることは家での暮らしを豊かにします。
そこで、洗濯に関して家事動線や周囲環境を考えながら
より良い家づくりを行いましょう。
ポイントは、流行りではなく
自分の生活に合った環境作り
家づくりに、家事の中でも洗濯を楽にする方法を紹介します。
目次
自分の暮らしの中の「洗濯」を考える
1番大切なことは、今の自分の家事の中の「洗濯」を理解をすること。
何よりも、今の洗濯の方法が1番楽で生活に馴染んでいるので、同じ環境を作ることが大切です。
理解するためのポイント
ポイントは以下。
- どんな時間に洗濯をするのか
- 洗濯をしたあと、乾燥はどのように行っているのか
- 洗濯のボリュームはどうなのか
- 乾燥した洗濯物は、どうしているのか
- 洗濯をするときの洗剤は、どうしているのか
- 洗濯のスタートは、どうやっているのか
まずは、自分の今の「洗濯」に関する理解からスタート。
それが、快適なのか困っている部分があるのかも判断材料として大切です。
より快適を考える
大切なのは、SNSで見るおしゃれな空間ではなく「快適さ」
洗濯を頻繁にする人が、洗濯機近くに収納もなく洗剤を置く場所がないと不便。
また、洗濯機で乾燥をする人や幹太くんを使って乾燥を済ませる人は洗濯物をたたむ場所が近くにあれば楽ですし、片付ける場所もあれば尚更。
逆に外に洗濯物を干す人も、ハンガーにかけて外に出すのか
外で、干しながらハンガーにかけていくのかでも異なります。
今の暮らしで、もっとこれができればと思う家事のポイントが
家づくりに活かしたいポイントや環境です。
例1
幹太くんで乾燥をする人は、洗濯機からそのまま幹太くんへ洗濯物を移動させる訳ですので
ホスクリーンは洗面所には必要ありません。
例2
子どもの習い事のユニフォームなどの洗濯が多く、家族も多いので3回は洗濯機を寝るまでまわさなきゃいけないワーママ。
洗濯機が終わる時間に合わせて、すぐに動けるようにキッチンの近くに洗面所を家事動線を考えて作ることも優先したいポイントです。
今不便なところを洗い出してみるのも、方法です。
一般的な洗濯動線の考え方
一般的な洗濯動線の考え方は
「洗う」「干す」「しまう」の距離をできるだけ近くにすること。
距離が変わるだけで時短につながります。
必要なものはどれか?
自分の洗濯で、洗うは必須だとは思いますが
「干す」が必要かどうかを考えましょう。
幹太くんを使う人や、洗濯機でそのまま乾燥まで仕上げる人は「洗う」と「しまう」だけの動線が整えば問題ありません。
「干す」がいらない人は、ベランダの物干し竿も必要ないですしハンガーやホスクリーンも要らないです。
家事の合間に動ける間取り
洗濯動線に合わせて考えたいのが、家事動線。
自分の家事の合間に、洗濯導線も組み込めれば更に楽に家事が進みます。
これまで何度か、洗濯機だけキッチンの横に設置されている方を見かけました。
食事の合間に、洗濯をしてかごに取り出す作業の目的があってのことだそう。
キッチンから入ってキッチンに戻れるような、ぐるっと回ってランドリールームを作られる人も何名かお話をお聞きしました。
家事の一部としての、洗濯動線もポイント。
ちなみに、マレーシアの友人宅にはキッチン棚の一部に洗濯機がセットされているのが標準のコンドミニアムでした。
使っていて、不便さは何も無かったです。
洗濯動線をどれだけ、家事の間取りに取り込めるかもポイントです。
「しまう」もできるだけ近い場所に!
「しまう」場所をきちんと確保しましょう。
洗濯機からできるだけ、スムーズに片付けができる場所がおすすめ!
洗面所に、ゆったりしたスペースを確保してボックス収納なども便利です。
また、ファミリークローゼットを洗面所近くに配置する方法もあります。
洗面から出て、ファミリークローゼットにすぐに入れる間取りなども検討してみましょう。
今の暮らしをベースに、快適な洗濯動線を考えよう
- 今の暮らしで「こうあればいいな」と思う洗濯動線を見直した上で、問題点や希望を挙げてみよう
- 「洗う」「乾かす」「しまう」に必要な環境だけを、家づくりに取り入れて不要なものは設備を作らない
- 洗濯動線を配慮した間取りで、無駄な動きが少ない洗濯導線作りを行おう
- 家事動線に洗濯動線をつなげて、隙間時間でできる間取りに洗濯動線を検討しよう
暮らしに合わせた時短家事を目指した、洗濯が楽になる暮らしを過ごせるといいですね!